南三陸町

ご支援のお願い

忘れもしない2011年3月11日、東北地方太平洋沖地震により発生した大津波によりわずか5分で町が消えました。
 地震直後、志津川高校生は教職員とともに、高校の側の老人ホームで救助活動を行い、そして高台にあった高校は避難所となり、生徒達は一生懸命協力してくれました。震災で失った町民バスを高校生の力で復活させようとオリジナルのモアイ缶バッチやストラップを製作・販売し、その収益を町に寄贈し、町民バスを復活させてくれました。
 そんな志津川高校が震災の影響等もあり定員割れが常態化し、このままでは高校の存続は危機的状況です。高校の存在は「まちづくり」の根幹です。高校がなくなることは地域にぽっかり穴が空いてしまうようなものです。
 高齢化が進む本町にとって、高校生の若いエネルギーは活気溢れるまちづくりに欠かすことができません。活気ある志津川高校の存続は本町の未来への「鍵」となります。本町の未来へのご支援をどうぞよろしくお願い致します。

南三陸町長 佐藤 仁

南三陸町長 佐藤 仁
宮城県志津川高校 校長 葛西 利樹

本校は令和6年に創立100周年をむかえる伝統校であり,これまで約15,500人を超える卒業生を社会に送り出してきました。
本校は,地域と連携した教育を実践しており「南三陸モアイ化計画」では,町のシンボルである「モアイ」を使った缶バッチ等を製作販売し,東日本大震災で被災した住民バスを復活させたり,町の特産品のネット販売を行ったり,商店街の方々と協力して福興市に参加してきました。また,台湾嘉義県立竹崎高級中学と姉妹校締結を行い,国際交流にも力を入れています。
さらに,自然科学部はラムサール条約登録を受けた志津川湾の生き物調査で全国的にも高い評価を得ており,豊かな自然に恵まれた特色ある学校です。
しかし,震災によって南三陸町の人口減少が進み、生徒数は10年前の半数以下となりました。このままでは,地域を支える”人財”を育成するという本校の使命を果たすことが難しくなって来ました。
本校の個性豊かな教育活動を充実発展させることで,南三陸町に人が集まり,新たな産業が生まれ,活気のある町づくりができるものと信じています。

宮城県志津川高等学校 校長 葛西 利樹

「おらほの学校」志津川高校を存続していくために町も出来ることはないか、と動き出したのが2016年夏でした。志津川高校魅力化推進懇談会を発足し、保護者・生徒へのアンケートを実施しました。要望が多かった学力向上の支援策として2017年6月に県内初となる公営塾「志翔学舎」を校内に開設しました。
 しかしながら、入学者数は定員120名に対し2018年度63名、2019年度72名にとどまり、今年度は53名となり生徒数は過去最少となっています。
 これまでも関係者間で連携し、志津川高校魅力化に取り組んできましたが、さらなる魅力化の推進を目指すため、志津川高校魅力化推進懇談会を南三陸町高校魅力化協議会に改正し、「第1期志津川高校魅力化構想」を策定しました。
 高校は「未来を担う人財」を育成する存在として地域の発展・まちづくりに非常に重要な役割を担っています。志津川高校魅力化の実現に向け、関係者一丸となって引き続き全力で取り組んで参りますので、よろしくお願い致します。

南三陸副町長 最知 明広
(南三陸町高校魅力化協議会会長)

南三陸副町長 最知 明広

志津川高校は、「真・和・敬」の校訓を基本理念とし、地域に根ざした特色ある教育活動が行われています。創立95周年を迎え、これまで約12,500名の同窓生が各方面で活躍しています。その一方で、平成22年度には413人だった生徒数が、本年度は199人に半減し、1学年120人の定員割れが常態化しています。

南三陸町では、志津川高校魅力化の取組として、2016年11月に志津川高校魅力化懇談会を設置し、高校・PTA・中学校・町内事業者等のご協力のもと、魅力化に資する取組について議論を重ね、2017年6月には宮城県内初となる公営塾「志翔学舎」を校内に開設しました。
志津川高等学校は100周年にむけて新しい体育館の建設計画が進んでいます。今後の更なる魅力化・活性化の推進をするため、2019年「南三陸町高校魅力化協議会」を設置し、令和2年度から令和6年度(5年間)を期間とした「第1期志津川高校魅力化構想」を令和2年3月に策定しました。
皆様からいただいたあたたかいご支援は、志津川高校魅力化の各種事業の推進に活用させていただきます。ご支援のほどよろしくお願い致します。

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第1期志津川高校魅力化構想で実現したい取り組み

自己実現力を伸ばす

施策1

生徒の特性に合わせた学ぶ環境の充実
少人数個別指導の充実
1人1台タブレット学習の推進
校外での学びの機会の提供(公営塾)
登録制、コース制の導入
予備校との連携

施策2

小中学校と連携した学習の推進
地域連携学習プログラムの充実
部活動などの対外活動の支援や外部指導者の強化
女子硬式野球部の発足
専門指導者や講師の招聘

コミュニケーション力を伸ばす

施策3

伝える力・聴く力を養うコミュニケーション機会の充実

コミュニケーション力の向上のための実践型教育の推進
対外的なプレゼンテーション機会の充実
実践的なインターンシップの推進

施策4

目標に向かってチームで協力し合う活動の充実

生徒主体の教育活動の推進
地域系活動、少人数クラブの推進
地域課題研究などプロジェクト型学習の推進
「地域学(仮称)」〈1年生〉
「地域探求学(仮称)」〈2年生〉

異文化理解力を伸ばす

施策5

地域資源の活用や多世代交流の推進

専門学校、大学と連携した地域資源活用事業の推進
専門学校、大学連携の推進
高校生の活動をサポートする人材ネットワークの構築
高校生の活動を支援する地域の応援組織の設立

施策6

新たな価値観を受け入れる多文化共生の推進

地域留学および海外からの留学生の受入れ、交流、派遣の推進
海外の高校との交流事業
留学生派遣制度
寮の整備等の受け入れ体制の強化
寮の整備についての検討、推進
寮の魅力化と受け入れ体制の充実
ホストファミリー(地域ふれあい家族)の充実

課題解決力を伸ばす

施策7

自分の夢に向かって取り組む場と機会の提供

生徒が主体的にプロジェクトを実行する「マイプロジェクト”マイプロ”」の推進
「マイプロ」の提供

施策8

社会を変える力を生み出す取り組みの推進

生徒が主体となる学校運営の推進
生徒による高校魅力化事業の推進
(例)志津川高校制服魅力化プロジェクト
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